ブログに「社員をうつ病にする方法」を書いた社労士を調査

愛知県内のベテラン社会保険労務士の男性が「社員をうつ病に罹患させる方法」と題した文章をブログに載せ、県社労士会が問題視して今月に調査を開始したそうだ。職場での取り組みに逆行するような発信はネットでも批判され、厚生労働省愛知労働局も事態を重く見て調べる方針だという。
問題の文章が載ったのは11月下旬。「すご腕社労士の首切りブログ モンスター社員解雇のノウハウをご紹介!!」と題した連載の40回目で、上司に逆らったり遅刻したりする社員を「うつ病にして会社から追放したいのだが」と言う質問に答える形だったという。
ブログでは、「失敗や他人へ迷惑をかけたと思っていること」などを社員に繰り返しノートに書かせるよう勧めたそうだ。「うつ状態は後悔の量が多いほど発症しやすい」とし、社員が自殺した場合の助言もあったという。
ネットでは「あまりにひどい」などの批判が起きた。「ふざけるな!」といったメールを数件受けた男性社労士は「怖くなった」として、12月上旬に連載をすべて削除したという。
国家資格の社労士は「適切な労務管理その他労働・社会保険に関する指導を行う専門家」だそうだ。同会では、40回目の内容について「多くの人が自殺に追い込むような主張と読む。同じ社労士として迷惑だ」と批判が出ており、調査を開始したという。
関係者によると、会則で処分対象となる社労士の「信用または品位を害する行為」にあたりかねないとして監察綱紀委員会を10日に開催。男性社労士は聴衆に対し、「うつ病に罹患させる」と言うのは本旨ではなく「筆が走りすぎた」としつつ、「表現の自由」の範囲内と主張したという。
「表現の自由」と言えば何でも許されるものではないだろう。ネット上に公開することで誰でも見ることができるという認識、自分が公表したものに対して責任を持つという意識が欠けているように思われる。もっと自分がしたことの重大さを自覚し、反省してもらいたいものだ。

ピンクのイルカ、絶滅危機

イルカの絵を描くとき、水色や青を使う人が多いだろう。さらに水族館のお土産コーナーには、水色やピンク色のイルカのぬいぐるみが並んでいるが、一般的なイルカは黒っぽい灰色をしており、種類によってパンダのように白黒のものや真っ白なイルカもいる。
実は、ピンク色のイルカは実在する。香港近海に生息するシナウスイロイルカは、ピンクイルカの愛称で知られ、珍しい姿を目当てに観光客がやってくる。そして今、このピンクイルカが絶滅の危機にあるという。香港イルカ保育学会は、乱獲や環境汚染などの要因の他、高速フェリーの通行量増加の影響などが大きな原因だと意見している。
香港の開発が進むにつれて、数が減少していくシナウスイロイルカ。ピンク色のイルカの姿が、ぬいぐるみだけの存在にならないことを願う。